アロマオイル使い方,  アロマテラピー基礎

【プロおすすめ】アロマオイルの使い方9選|基礎編

(この記事は2021年6月17日に更新しています。)

こんにちは、坂上ひろみです。

今日はどんなにアロマがわからなくてもすぐに使える、簡単で極上な使用メソッドをお伝えします。

  • 精油は持っているけど使い方がわからない
  • 日常でどう取り入れるといいのかわからない
  • この使い方で合ってる?
  • もっと使い方を増やしたい

こう感じている方とても多いです。
私もその1人でした。

精油は買ってみたものの、キャリアオイルやら希釈やらよくわからない。
とりあえず加湿器にでも入れてみよう。
なんだかあんまり香りを感じれないな。
もっと日常に取り入れられないのかな。
身近にプロはいないし本で調べてもよくわからない。
ネットで調べても、今すぐ使える方法がなく日常は過ぎていく。

こんな日々がなんと5年ほどありました。長過ぎますね(笑)

今思えばこの時から信頼できるプロが身近にいたり、わかりやすいサイトがあれば、落ち込んだり様々なことが起こる人生も少し変化したのかなと思います。



簡単ですぐ使える方法を知りたかった当時の私へ教えてあげたいです。

アロマを使いこなせれば、精油本体の金額以上のものが返ってくると断言できます。



無料で今すぐチャレンジできるものから、すこしお金をかけて使う方法まで載せました。



それではいきましょう!


家にあるもので今すぐアロマを使う方法

ティッシュ

これは一番簡単ですね!ティッシュに1~3滴垂らして置いておくだけです。

寝る間も枕元で使えます。



注意点は、木製の家具などの上に置くと染みていくので、小皿などの上に乗せて使用してください。
寝る時も、真っ白のシーツの上だと染みて、精油の種類によってはシミになります。注意してください。


小さいトレー

これも簡単です。小皿に1~5滴垂らすのみ。


少し窓を開けて換気を行えば空気の自然な流れによってお部屋に広がります。


私は急な来客時には玄関やトイレへ。
仕事中のデスクの上などこの方法を最も多く使います。

部屋中へ香らせるのは少し時間がかかるので、すばやく香るこの方法がおすすめ。


部屋の角に置くとあまり空気の通りがないため広がりにくいです。
ご自宅の空気の流れをチェックしながら様々な場所に置いてみて最適な置く場所を探してみてください。



アロマバスソルト

こちらは1日の終わりに、ほっとできるおすすめ方法。

私はよくドライフラワーも混ぜて作っています。この混ぜるときの感覚がやみつきに。

精油を直接バスタブに垂らすと、精油は水に浮くため混ざりにくくお湯の上でも浮くのみ。結局はお湯の表面から直接高濃度で肌に触れてしまい危険です。

だから一度、オイルや塩などに混ぜてからお風呂へ入れることをおすすめ。

(それでも一応分離はするため、芳香蒸留水というものをそのまま浴槽に入れることが一番おすすめなんですが)

(注意事項:精油には光毒性というシミを誘発する成分が含まれている物があります。柑橘類に多く、使用の際は注意が必要。レモンやベルガモット等を使用する時は浴槽には入れず、小皿に垂らしてバスルームへ置くなどして使い方を変えて楽しんでください)



アロマソープ

これは市販の液体ハンドソープへ精油を直接入れて混ぜるだけ。できれば自然由来のハンドソープがおすすめ。

疲れている時はラベンダーヒノキなど癒される香りを。

真夏にはミントレモングラスを使用して涼しくなったり。

季節によって変化させることも楽しみ方のひとつ。


今や手洗いは生活でとても重要なものですよね。
1日に何度も行うその行為にこそアロマを取り入れることで実際に気分が変わります。
小さな積み重ねが日常の幸せへとつながっているのでおすすめです。(ここでも肌に触れるため光毒性には注意)


マグカップ

これまた簡単!沸かしたお湯をカップにそそぎ、1~3滴の精油を落とすのみ

湯気とともに香りが広がります。

周りに注意すればオフィス等でも加湿と共に香りも楽しめます。体調不良のときなんて特に身体に染み渡ります。

仕事で少し疲れたらコーヒー!だけでなくもう1アイテムとしてアロマという癒し方法もおすすめ。
疲労が軽減されていくと思います。

仕事に集中したいときにはレモンの精油がおすすめですよ。



 

少し自分のためにお金をかけてアロマを堪能する方法

アロマディフューザー

こちらはコンセントに繋いだりキャンドルを灯すなどして熱で拡散するもの。

様々な商品がネットで売られています。

熱で蒸発されたものは空気の流れで部屋中へ広がります。

使用後はアルコールで噴きあげると長期間綺麗に使用可能です。

(加湿器に入れる方、ものすごく多いのですが、あえてこのサイトでは否定させていただきます!
アロマディフューザーと加湿器は異なりますのでご注意)


こちらの記事にディフューザーについて詳しく書いています
【プロが選ぶ超おしゃれ】アロマディフューザーおすすめ


手作りアロマクラフト

精油を使ってクリームや化粧水などを作る方法です。精製水とエタノールと精油、そしてボトルがあれば化粧水が作れます。

クリームも湯煎や電子レンジで溶かしたシアバターアルガンオイルホホバオイルなどを入れ、精油を入れて混ぜれば完成します。


本当に簡単に無駄な物が一切入っていないオーガニック化粧品を作れます。

是非お試しください。

アロマ化粧水の作り方

【使う物】

  • 精油5滴まで(私がおすすめするのは、カモミールローマン1滴にラベンダー4滴)
  • 精製水か芳香蒸留水40㎖(精製水は薬局にあります)
  • 無水エタノール5㎖(薬局にあります)
  • グリセリン5㎖(薬局にあります)
  • ガラスビーカー・混ぜるスプーン
  • 保存容器(100均の物でも大丈夫ですが、できれば遮光性のものを)
  1. ビーカー(容器ならなんでも)に無水エタノールを入れ、そこに精油を入れる
  2. 混ぜるスプーンでよく混ぜる
  3. 精製水とグリセリンを入れてよく混ぜる
  4. 容器に移す

アロマトリートメント

これは肌から精油を吸収させる方法でもっとも有名で歴史がある方法です。

様々な種類のオイルに精油を1~3滴混ぜて、足や腕にのせてマッサージをしていきます。

真冬など足が冷える時期は、ローズマリーブラックペッパーがおすすめ。
足をマッサージするとポカポカして本当に気持ちいいです。


私はとんでもなく冷え性では、冬になると朝から足先が凍るように冷たかったです。
ローズマリーとホホバオイルで朝はマッサージすることから始めていました。
でも、ローズマリーの更に上をいくのがブラックペッパーでした。
なかなか日常で出番がないブラックペッパー
驚異的な加温作用を持っていました。
冷えで辛い思いをしている方。わかります。
是非試してみてくださいね。


運動後に熱をもった筋肉を落ち着かせるにはペパーミント等がおすすめ。

リンパを流す目的にはサイプレスが作用し、セルライトへアプローチするにはグレープフルーツがいいでしょう(柑橘類は光毒性に注意のため夜にマッサージをしてくださいね)


その他にも私は排卵痛や生理痛に、ラベンダークラリセージのオイルを常に用意していました。
ゆっくりとお腹にマッサージすることで落ち着いていました。もちろん激痛にはお薬を飲みましたが。
女性は子宮系やホルモン系に悩まされることが多いですよね。あの辛さたるや・・・。
でも女性であることを楽しむためにも苦痛はできるだけ緩和させて、香りでも癒されていくことを意識していくと気持ちが落ち着いていくと思います。

 

アロマトリートメントオイル作り方

オイル50ml + 精油5~10滴

オイル30ml + 精油3~6滴

オイル10ml + 精油1~2滴

1週間分作り時もよし、当日の気分で精油を選んで直前に使う分だけ作るもよし。
初めて肌に使う精油は必ずパッチテストを行ってください。



アロマストーン

アロマストーンとは素焼きの石へ精油を垂らし置いておくものです。火も使わず安全です。

精油を垂らして置いておくだけという簡単さと、様々なデザインがあって楽しみ方が多く、値段も500円~1,000円程度とお手頃。

私は寝る時にディフューザーのスイッチを切るため、アロマストーンにその日の気分の香りを垂らして枕元に置いて眠っています。いくつかリンクを貼っておきますのでのぞいてみてください。
どれもオンラインショップで購入可能です。

モンサンミッシェルからはアニマルのストーン


私が良く使うのは生活の木から出ている四角いストーン

 私はこれのパープルを持っています。

値段は上がりますが、さすがというデザインのプリマヴェーラ



せっかく買った精油は使わないと意味がありません。
なぜなら、開けたその瞬間からフレッシュな香りは劣化へどんどん進んでいくからです。


自分のために買ったその精油を思う存分、自分へ奉仕してあげてくださいね。

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