香水

香りが広がらない香水?フエギアプーラの魅力に迫る

こんにちは。坂上ひろみです。

「香水は香りが拡散するもの」という概念をくつがえす商品があるのをご存知でしょうか?


「職場であまり付けられない」
「電車で臭くないか気にしてしまう」
「だんだん鼻が慣れて、多く付けてしまう」

こんな方が多いとおもいます。

「香りは自分だけで楽しみたい!」

そんな願いを、叶えてくれる商品があったら?

今回は日本人の生活に合う香水をご紹介します。


パーソナルスペースだけ香る香水とは

出典:unsplash.com


香水は拡散されるものですが、自分のパーソナルスペースのみに香るのが、フエギア(FUEGUIA)から出ているプーラ エッセンシアという商品です。



一体、どんな商品なのでしょうか?

詳しく解説していきます。

小瓶から放つ、狭くて濃厚な世界!フエギアのプーラエッセンシア

出典:筆者撮影(フエギア六本木店)


「フエギア」の香水は

1つの香りに、容量や使い方の違うものが販売されています。

1、パフュームボトルが容量別に3種類

出典:筆者撮影



2、ボックスコレクションとしてファミリーごとに15㎖のパフュームボトルが5つずつ

Wood
出典:fueguia.jp



3、プーラエッセンシアという8mlサイズの小瓶

Alba
出典:fueguia.jp

プーラとは、2019年9月26日日に発売された「プーラ エッセンシア」というもの。

今までの香水とは違った、とてもピュアな香水です。

プーラはどういうもの?

出典:筆者撮影


プーラの特徴をあげていきます。

  • 全100種
  • パルファンと違って周りへ拡散させずパーソナルスペースのみ香る
  • スプレーではなく、1滴ずつ身体にしたためるもの
  • アルコール不使用


プーラだけの香りが出ているというものではなく、全ての香りにプーラかパルファムかを選べるといったものです。
気に入った香りを、周りへ拡散させるか、自分だけのものとして使いたいのか選択の幅がひろがります♪

元々フエギアは、使っているアルコールがオーガニックのエタノール。こだわりぬいていますが、このプーラにはそれすら使用されていません。

そこに、拡散されない理由があります。

香りが広がらない理由とは

出典:unsplash.com


そもそも香水はアルコールが蒸発することで香りが広がっているもの。アルコールを使わなければ蒸発もしないため広範囲へ広がりません。

この特性を生かして、アルコールを取り除くことで広がらない香水が出来上がったのです。

しかし、香水とは香料とアルコールを混ぜたもの。アルコールを取り除き原液として完成させるのは、精油を直接肌につける危険性と隣り合わせ。独自の研究や溶解剤が必要になります。研究を重んじるフエギアだからこそできることでしょう。

プーラの値段は?

出典:筆者撮影


値段は8㎖22,000~66,000円。そこそこ良いお値段がします。

しかし、パルファンと違いスプレーではないので、減り方のスピードが違います。
長く持つことは間違いありません。

小さな小瓶はとても可愛らしいと共に、香水の歴史を感じさせるデザイン。

その人のパーソナルスペースまで近づかないと香らない、特別な人のみが許される香りです。

プーラの使い方は?


プーラは、パルファムと違ってスプレータイプではありません。
昔ながらの小瓶にそのまま入れられています。

使い方は、フタについた水滴を肌に直接落とします。

しかし濃厚なので1滴つけるとかなり多く感じます。
できれば、細いスパチュラなどでフタの先から少し取って肌にのせるといいでしょう。そのスパチュラは、その都度アルコールで拭いて保管しましょう。

肌に載せたら、すり合わせる必要もなく、ポンポンと置くだけです。

フタから指にとって、肌にのせる方法もあります。厳密なことをいえば、指が完全に綺麗でハンドソープの香料もないのであればその方法が一番楽です。

しかし、実際は指が付くものと想定して作られていないため、化粧品とは違い保存料もなくアルコールも入っていないため、香りの変化や劣化の原因になる可能性もあります。

使う量や、使いやすさで、自分にあった使い方をしていくのが一番です。

かなり濃厚な香りのため、どの使い方でもべったりと取ると酔います。

フエギア創始者であり調香師のジュリアン・ベデルは髭にすり込んでいたとか。


日本人であれば、ほんの少しだけとって、好きな部位におくだけで十分です。


おすすめは、耳たぶ裏、首の後ろの生え際部分、首のリンパ部分です。
強く感じる場合は、お腹やひざの裏に置いてどれほど香りが上がってくるか楽しんでみてください。

日本人は昔から香りをしたためた


日本人は元々体臭が少ない民族です。そのため欧米とは違い、体臭を消すという目的がありません。

元々日本では香道という独自文化が発展し、香りを当てるゲームや香りをしたためるといった楽しみ方をしていました。源氏物語にも残されています。

その日本人の「したためる」という使い方は、まさにこのプーラと同じもの。

「臭いを消す」「広める」ではなく、「香りを隠す」「近くだけ」という特別な使い方が、新しい形となってフエギアで楽しむことができるのです。


自分のためだけのプーラをまとって

出典:筆者撮影


元々フエギアは天然香料にこだわっているため、合成香料のきつい香りは少ないブランド。ムスカラフェロジェイは、看護師さんや保育士さんでも付けているとか。

その中でも、自分だけ楽しむプーラという新しい香水概念は、日本人の生活に馴染み、気を遣わず香りが楽しめます。

香水を使う場を選ぶことなく、使う頻度がぐんと上がり、楽しみの幅が増えます。


宝物のような小さな瓶につまった、「したためる香り」を楽しんでみてはいかがでしょうか。


参考記事:【香水】2021年フエギア(FUEGUIA)福袋の中身は?

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