オレンジ精油の効果・おすすめの使い方と禁忌
(この記事は2023年9月21日に更新しています。)
こんにちは。坂上ひろみです。
今日はアロマの中でも特に大人気のオレンジスイートについて知識を深めていきましょう。
- オレンジ精油の効果効能は?
- オレンジ精油のおすすめな使い方は?
- オレンジ精油はどこで買えばいい?
- オレンジ精油の禁忌は?
こんな疑問にお答えします。
アロマを始めるなら必ず通るオレンジスイート。子供から大人まで大人気の、基本的なアロマとなります。初心者向けでもありますが、上級者になっても、ずっと使えるためオレンジスイートについて知っていて損はありません。
日本人の好む香り、嫌われにくい香り、ブレンドしやすい、活力がわく、季節を選ばずいつも使える。
それがサンダルウッドです。
目次
オレンジスイートを人に例えると?
これから擬人化でお伝えします
精油を擬人化して説明してみる、新しい手法を行います。
特徴を覚えるときなど、人に例えると面白いし覚えやすいからです。
新しい切り口で、この手法で説明しているサイトは今のところないでしょう(2022年5月30日現在)
初心者の方は是非この方法覚を使って覚えるきっかけとしてください。
自分ならどんな人に例えるかなと考えるのもおすすめ。
プロの方は講義で説明する時など是非使ってみてください。
セラピストの方はお客様へのご説明の際にわかりやすくなると思います。
オレンジスイートはどんな人?
オレンジスイートを擬人化すると「最高に面白い芸人」です。
オレンジスイートの特徴はとにかく元気が出ること。いつだって笑わせてくれて、活力がわく、コミュニケーション上手な芸人そのものです。
そんな存在をいつでも家に置けるということです。
興味が湧きましたか?
それでは、笑顔になるオレンジ精油について深掘りしていきましょう。
無料で、元気が出るアロマの世界へご招待します。
オレンジ精油の香りと特徴は?
オレンジ・スイート基礎データ
原料植物名:スイートオレンジ
科名:ミカン科
学名:Citrus sinensis
産地:アメリカ・フランス・イタリア・スペイン・イスラエル
精油抽出部位:果皮
精油製造法:圧搾法
成分:リモネン、ミルセン、リナロール、シトラール、オクタナール、デカナール
どのサイトよりも多いオレンジスイートの特徴たち
- アジア原産のミカン科ミカン属、常緑小高木
- 食用品種が多く、スイートオレンジ・サワーオレンジ・マンダリンオレンジに大きく分けられる
- 柑橘系の植物の多くがCitrusという属名
- 学名の後ろ側、種小名のsinensisは「中国産」を意味するが実際はインドのアッサム地方と考えられている
- 中国で古くからオレンジを栽培していたため、名付けられた
- 原産地は極東で16世紀にヨーロッパへ
- スペイン料理とポルトガル人によってアメリカ大陸へ
- 「オレンジ」の語源はアラビア語の「ナランジ」
- ギリシャ神話での黄金のリンゴは、実はオレンジだったという説もある
- アラブやヨーロッパではオレンジ園をもつことが富の象徴とされていた
- ベルサイユ宮殿にもオレンジ園が残されている
- ヨーロッパでは魔除けとして使われ、クローブとオレンジで作るクリスマスオーナメントが今でもある
- 作用が穏やかで子供にも好かれる香り
- 昔は熟した皮を手で絞る方法だったが現在は機械の圧搾法
- 使用用途が多く、持っていると便利
- 大量生産されるためアロマの中でも比較的安価
オレンジ精油はどんな香り?
フレッシュでフルーティーな甘い香り。柑橘類の中でも甘い分類。
欧米人に比べると、日本人にとっても馴染みのある落ち着く香りです。
ヨーロッパにとっては、日本人のように落ち着く香りというよりオリエンタルで不思議な香りと感じるよう。
「こたつでみかん」が馴染み深かった日本人にとっては、オレンジスイートは幼い頃から感じる懐かしくて優しい思い出になっているのでしょう。
おすすめブランドについてはこちらの記事で詳しくまとめています。是非お気に入りのブランドを見つけて楽しんでください。
参考:プロが教えるおすすめアロマブランド6選
参考:【アロマお買い物口コミ】インセントのアロマオイルの評判と品質
オレンジ精油の効果効能は?
オレンジスイートの精油作用は、駆風、抗菌、鎮静があります。
個人的には、瞑想やヨガに本当におすすめで、落ち着いて自分と向き合い、自分を見つめることができます。
心への作用
身体を活発にさせることから、心理的にも前向きになり楽観的になります。
・良い緊張や刺激がほしい時
・元気に活発になりたい時
・目標達成へのやる気がほしい時
・ストレスからくる落ち込みを緩和させたい時
是非オレンジスイートに手を伸ばしてみてください。
きっと購入する時にかかったお金以上のものが、人生で返ってくるでしょう。
身体への作用
胃腸の働きや消化の働きを助けます。お腹の風邪や便秘、肝臓の疲れにも良い運動促進作用があります。
肌への作用
肌もいきいきと活発にするため、マッサージオイルとして使用すると排泄を促します。わずかな収れん作用もあるため、くすみやはりにも良いでしょう。
「精油の作用」について詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
参考:【専門家解説】アロマテラピーで使う精油の効能とは
オレンジ精油のおすすめブレンドは?
トップノートの中でも代表的なオレンジスイートは、子供から高齢者まで老若男女好かれる香りです。オレンジジュースの生産過程から果皮だけを使用し精油にするため、大量生産の理由から比較的安価。この点から多くの香水にもブレンドされています。
どの香りとも相性が合いやすい、とても使いやすい精油のため、他のお気に入りの香りと混ぜて使ってみましょう。
個人的にはラベンダーとカモミールにオレンジを多めにブレンド。深みのある香りが演出できます。
冬にはジンジャーとブレンドすることで、もったりとした甘みのあるお菓子にような香りに変化します。クリスマスシーズンにも使えます。
- イランイラン
- ラベンダー
- ジュニパーベリー
- サイプレス
- カモミール
などと相性が良いです。ハーブ系ともフラワー系とも相性が良いです。少し気持ちが沈むときは、ウッディの香りと共にゆっくりとした時間を作ってみてください。
おすすめのオレンジ精油
オレンジ精油は他のアロマ商品に比べて安いです。
安いからこそ、どんどん使って自分に元気を与えていく日々を始めてください!
プラナロムのオレンジスイート
まずは、成分分析を行っている安心なブランド、プラナロムのオレンジ精油を使ってみましょう。
オレンジスイートは他の精油に比べて香りの差はそこまでありません。
でも中には本物の精油ではない合成ブランドもあります。
選ぶ時は老舗のブランド、アロマのプロがおすすめするブランドを選んでください。
大人な香りが好きな方にはオレンジビター精油
ブレンドをさらに楽しむために、オレンジスイートではなくオレンジビターを使うのもおすすめです。
甘みが目立つオレンジスイートとは違い、深くて渋い大人なオレンジを楽しむことができます。
人とは少し違うものを使いたい方へ!
オレンジ精油で新しいアロマブランドを試してみるのも面白いです。
参考: プロが教えるおすすめアロマブランド6選
オレンジ精油の禁忌とは?
刺激性があるため、肌への使用は低濃度にしてください。お湯へそのまま入れる等、ピリピリとした事例など多数耳にします。個人的には肌への使用は避けるべきだと考えています。肌へ使用したい場合は、アロマブランドがだすスキンケアで正しく低濃度になっているものを選ぶのも良いでしょう。
妊娠中の使用についてはエビデンスがなかなか取れていないのが現状です。使用の際は必ず医療機関で確認してください。妊娠初期、中期、出産前後の使用は避け、妊娠後期や授乳中は低濃度で使用してください。
危険を避けるためには正しい精油の使い方が大切です。基本的な使い方はこちらの記事を参考にしてください。
参考:【プロおすすめ】アロマオイルの使い方9選|基礎編
アロマに欠かせないオレンジ精油。
あなたも是非オレンジスイートの魅力に触れてみてください。
YouTubeでもオレンジ精油について説明しています。
1件のコメント
ピンバック: